大橋 長広 おおはし ながひろ
   

初春待花
桜花 ほころびそめし 神がきに
さくらかさ手で 見るよし〇かな
6p×36.4p

天明8年(1788)生〜嘉永4年3月5日(1851年4月6日)歿
 江戸時代後期の国学者・歌人。姓は平、通称は大橋九右衛門・泰造、柿園・柿庭・松竹亭と号した。
 本居大平の門人で、古学・和歌を学ぶ。後に京都烏丸四条北に出て名声を博し、多くの門人を育てた。嘉永3年3月7日円山正阿弥にて鈴屋大人五十回霊祭歌会を催しているが催主に鐸屋預長廣の名が出ている。
 著書に『武蔵演路』『東山道地誌』などがあり、半井梧庵の「歌格類選」の序を書いている。その他に、『源氏そこのしとき』の注釈がある。

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